脂肪肝
中性脂肪が肝臓に蓄積してフォアグラ状態になることを脂肪肝といいます。
エネルギーの摂取と消費バランスが取れていれば良いのですが、脂質や糖質の摂り過ぎや運動不足等で消費しきれない脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えられることで、同様に、お酒の飲み過ぎでも起こります。ただし、日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるもので、これを非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼び、実はお酒を飲まない人の脂肪肝の方が危険と言われています。
ウイルス性肝炎
肝炎を引き起こすウイルスには、A型、B型、C型、D型、E型などがあり、肝がんの原因の約65%がC型肝炎ウイルスで、約15%がB型肝炎ウイルスに感染しています。肝炎ウイルスに感染したまま放置していると、多くの場合は急性肝炎やさらには慢性肝炎になり、肝細胞の破壊・再生が繰り返されることで組織が硬くなる「肝硬変」となり、肝がんを引き起こすリスクが高まります。C型肝炎が原因で肝硬変になった3~8%にあたる人は、1年で肝がん移行しているという調査報告もあるほどです。
肝がん(肝細胞がん)
肝臓にできる悪性の腫瘍で、B型およびC型肝炎ウイルス感染が主な原因だと言われていますが、最近では非ウイルス性の脂肪性肝疾患の患者が肝臓がんを発症するケースも増加しています。
数年のうちに肝細胞の破壊と再生が繰り返され、遺伝子の突然変異が蓄積しすることでがんを発症します。