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再生医療(幹細胞治療)をご検討の皆様へのお知らせとお願い
2025年8月20日、東京・中央区のクリニックにて自由診療の再生医療(脂肪由来幹細胞の静脈注射)を受けた 50代の外国国籍の女性が容態急変後に死亡致しました。厚生労働省はこの治療に関わったクリニック及び細胞加工所(CPC)を再生医療安全性確保法に基づく緊急業務停止命令を出し、厚生労働省は経緯の把握と原因究明を急ぐと共に、関係者各位にさらなる安全性の確保に努めるよう指示を出しております。 当センター(日本再生医療アテンドセンター)は財団法人日本再生医療協会と情報共有のもと提携先クリニック様に対して、患者様の事前の情報(感染症陰性証明、癌陰性証明、既往歴、投薬の情報、アレルギーの有無)及び院内に於ける受け入れ体制の強化(外国人の場合の通訳)培養後の幹細胞の院内での保管の状況とその方法の再チェックの徹底をお願い致しました。 今回業務停止命令を受けたクリニック及び細胞加工所は、当センター(日本再生医療アテンドセンター)との提携先ではなく情報の開示等はございませんので、どのようなクリニックであるかの詳細な情報はございません。
今後、再生医療(幹細胞治療)をご検討しておられる患者様には、ご自身の症状に合ったクリニックを検索し、お探しの事と思います。ホームページ上で安全性までは分かりにくいと感じられた場合は、窓口担当ではなく直接医師に確認されることをお勧め致します。あるいは当センターまでお問い合わせ頂ければ、提携先のクリニックであれば、情報開示は可能でございます。ご参考にして頂ければ幸いでございます。
所長 米田誠二